新型トライトン発表会に登壇した三菱自動車工業 代表執行役社長兼最高経営責任者の加藤隆雄氏
三菱自動車工業は7月26日（現地時間）、9年ぶりにフルモデルチェンジして6代目となった新型ピックアップトラック「トライトン」の発表会をタイで開催した。
「トライトン」は1tピックアップトラックの世界戦略車。発表会に登壇した代表執行役社長兼最高経営責任者の加藤隆雄氏は「私たちの世界的な販売の3分の1以上は、ここタイを含むASEAN地域から来ており、この地域は私たちの中核事業地域の1つであり、成長の原動力となっています。この新型トライトンに加え、来年早々には新型コンパクトSUV、そしてエクスパンダーのハイブリッドモデルを発売する予定です。これらにより、今後も三菱自動車の独自性を発揮し、アセアン事業を加速させていきます」と、新型モデル投入への意気込みを話した。
新型トライトンでは、新開発のラダーフレーム、シャシー、クリーンディーゼルエンジンを採用し、さまざまな天候や路面でも、安全・安心で快適な走りを実現させたという。新型トライトンの発表会には、同社代表執行役社長兼最高経営責任者の加藤隆雄氏とともに代表執行役副社長の長岡宏氏、執行役員 デザイン本部長の渡辺誠二氏、チーフプロダクトスペシャリストの増田義樹氏らが登壇してその特徴を紹介した。
THE ALL-NEW MITSUBISHI TRITON / L200 World Premiere
発表会の中で、代表としてあいさつをした加藤氏は「3月のバンコク国際モーターショーで、新型トライトンのコンセプトカーを初公開しました。カモフラージュのラッピングが施されていたにもかかわらず、その猛烈な存在感、より大きくなった威厳のあるボディなど、非常にポジティブなフィードバックをいただきました」とこれまでの反響を報告。
そして、「現在のトライトンのヘリテージは、45年前に発売された三菱自動車初のピックアップトラック、フォルテまで遡ることができます。イタリア語で力強いという意味を持つこのクルマは、まず日本で発売され、その後着実に世界中に展開されました。モデル名はストラーダ、そしてトライトンと変化し、そのたびにクルマは進化してきた。現在までに世界約150か国で560万台以上のピックアップトラックが販売されています」と同社のピックアップトラックの歴史を紹介。
また、「トライトンはグローバルで最も重要な車種の1つです。全世界の販売台数の約20％を占めています。トライトンが進化するたびに、その耐久性、信頼性、走行性能は向上し、ピックアップトラックとしてより望ましいものとなっています。例えばその積載能力、能力、信頼性、ドライバビリティ、ユーザビリティ、快適性、安全性により、トライトンはショッピングリストの上位に位置します」とトライトンの位置付けが紹介された。
加藤氏は「6代目ピックアップとして、9年ぶりの新発売。三菱自動車が開発したラダーフレーム、ボディシャシー、エンジン、四輪駆動システムを採用することで、お客さまの幅広いニーズに応える三菱自動車らしさを表現するとともに、ピックアップトラックを新しい時代へと進化させようとしています」と話した。
今後の新型トライトンの展開について、加藤氏は「トライトンはまずタイで発売し、その後ASEAN諸国とオセアニアで着実に展開していきます。来年には、約12年ぶりとなる新型ピックアップとMitsubishi Motors Unveils All-New Triton Pickup Truck at Launch Event in Thailand
On July 26th (local time), Mitsubishi Motors held a launch event in Thailand to unveil the all-new 6th generation Triton pickup truck, which has undergone a full model change for the first time in 9 years.
The Triton is a strategic vehicle in the 1-ton pickup truck segment. Speaking at the launch event, Takao Kato, Representative Executive Officer and CEO of Mitsubishi Motors, stated, “More than one-third of our global sales come from the ASEAN region, including Thailand. This region is one of our core business areas and a driving force for growth. In addition to the new Triton, we plan to release a new compact SUV and a hybrid model of the Expander early next year. With these models, we will continue to demonstrate Mitsubishi Motors’ uniqueness and accelerate our ASEAN business.”
The all-new Triton features a newly developed ladder frame, chassis, and clean diesel engine, which enable safe, secure, and comfortable driving in various weather and road conditions. At the launch event, Takao Kato, along with Hiroshi Nagaoka, Representative Executive Officer and Vice President, Seiji Watanabe, Executive Officer and Head of Design Division, and Yoshiki Masuda, Chief Product Specialist, took the stage to introduce the features of the new Triton.
During his speech, Kato reported the positive feedback received so far, saying, “We unveiled the concept car of the new Triton at the Bangkok International Motor Show in March. Despite being wrapped in camouflage, it received a tremendous amount of attention for its powerful presence and larger, more dignified body.”
He also highlighted the heritage of the Triton, tracing it back to Mitsubishi Motors’ first pickup truck, the Forte, which was launched 45 years ago. Kato said, “This car, which means ‘powerful’ in Italian, was first released in Japan and has steadily expanded worldwide. The model name has changed from Strada to Triton, and with each change, the car has evolved. To date, over 5.6 million pickup trucks have been sold in approximately 150 countries worldwide.”
Kato emphasized the importance of the Triton as one of the most significant global models, accounting for about 20% of global sales. He stated, “With each evolution, the durability, reliability, and driving performance of the Triton have improved, making it a more desirable pickup truck. Its payload capacity, capability, reliability, drivability, usability, comfort, and safety place the Triton at the top of the shopping list.”
Regarding the future plans for the all-new Triton, Kato said, “We will first launch the Triton in Thailand and then steadily expand its presence in ASEAN countries and Oceania. Next year, we plan to release the new Triton in Japan, marking the first time in approximately 12 years. The Triton will become the most important core model for Mitsubishi Motors. As a true global strategic vehicle, I am proud to unveil this groundbreaking new pickup truck. Please experience the Triton as part of your world. Thank you.”
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新型トライトンの発表会で加藤隆雄氏が何をプレゼンテーションしましたか？
、新型トライトンの発表会に加藤隆雄氏が登壇しました。加藤氏は三菱自動車工業の代表執行役社長兼最高経営責任者です。
加藤氏は、新型トライトンの特徴や技術についてプレゼンテーションを行いました。彼は、新車のデザインやパフォーマンス、安全性について詳細を説明しました。また、新型トライトンのエンジンや燃費効果についても触れました。
加藤氏は、新型トライトンがユーザーにどのような価値を提供するかについても話しました。彼は、トライトンの快適性、利便性、耐久性などの特徴に焦点を当て、ユーザーのニーズに応えることを強調しました。
さらに、加藤氏は、新型トライトンの市場展開計画や販売戦略についても述べました。彼は、グローバル市場での販売を重視し、販売台数を増やすための施策も紹介しました。
新型トライトンの発表会には、多くのメディア関係者や自動車業界関係者が参加しました。加藤氏のプレゼンテーションは、新型トライトンの注目度を高める一助となりました。
最後に、加藤氏は、新型トライトンを世界のトラック市場でのリーディングブランドに育て上げる意気込みを述べました。彼は、三菱自動車工業の技術力やブランド価値を活かし、競争力の高い製品を提供することで成功を目指すと述べました。
