現在放送中のテレビ朝日系ドラマ『ハヤブサ消防団』(毎週木曜 後9:00)で主演を務める中村倫也。山間の小さな集落を舞台に描いた戦慄の新機軸ミステリーで、原作者の池井戸潤氏が自身を投影したミステリ作家・三馬太郎を演じている。主演を務めるにあたって大切にしていることや、同作にちなみ中村が共演者に秘密にしていることを聞いた。
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――原作の池井戸潤さんは、中村さんについて「彼(太郎)の葛藤を中村さんがどう表現してくださるのか楽しみ」と話していましたが、太郎を演じるにあたって大事にしていることはなんですか?
【中村】いろんなことに巻き込まれながら、時には自分から進んで1歩踏み出したりしながら関わっていく。そんな中で、太郎が“小説家”だということは、大切にしなきゃいけないなって思っています。いろんなことが起こるので、小説家ってことを忘れがちなんですけど、小説家をやっている太郎が、どんなふうに動いていくのか、そして判断していくのかっていうのは大事なところなので、それは念頭において演じています。
――今作は、田舎町が舞台ですが、ロケも多いとのことで、大変なことはありますか?
【中村】遠いのと暑さぐらいですね(笑)。ずっと外で撮影しているんですが、現場に迷惑がかからない程度にオンオフをしっかりして、サボれる時にサボっておくというのが大事かなって思います。
――田舎に住んだ経験はないそうですが、田舎町への憧れは?
【中村】ありますね。(東京は)小さい頃に遊ぶ場所もあまりないですし、自然とか生き物に触れることがそんなにないので、ないものねだりじゃないですけど、山間の集落に生まれていたらどういう人間になってたんだろうって、すごい興味があります。
僕からすると、自然とか環境もそうですけど、「何歳で上京してきて一人暮らしして…」とか、「訛りが抜けなくて…」とか、そういう人としてのドラマがあるのがすごい羨ましかった。
――将来住んでみたいという思いは?
【中村】実際、現実的に移住ってなるとまた違うと思いますし、簡単にはもちろん言えないことですけど、住んでみたいという思いはやっぱりあります。
――川口さんとは『ヤンキー君とメガネちゃん』以来13年ぶりの共演だそうですが、中村さんから見て現在の川口さんの印象はどうでしたか。
【中村】当時まだ10代の学生だったんで、もう“初々しさの権化”みたいな(笑)。だけど、顔立ちが完成された感のある子だったなという印象でした。全然当時は会話とかもしてないですけど、それと比べたら今はもちろん大人になって、存在感が変わった気がします。
――ご自身としては、この十数年で役者として変わったこと、変わらないことはありますか?
【中村】やっぱり若い頃は本当に世間知らずで挫折もたくさん経験しましたし、ありがたいことにいろんな注目のされ方をしてきて、ちょっとした人間としての質の変容はあると思う。でも、多分3歳ぐらいから変わってないところもあって、1本芯が通ってるなって自分で思うこともあったりします。
「少年みたい」と言われることもあるんですが、20代半ばくらいまでは全然違う時期もありました。そこからどんどん「みんなで楽しくやろうよ!」みたいな感覚に戻ってきています。だから50、60歳くらいになったら道端のうんちつついて笑っている人になるかもしれないですね(笑)。中村倫也が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『ハヤブサ消防団』が話題となっている。このドラマは山間の小さな集落を舞台にした新機軸ミステリーであり、原作者の池井戸潤氏が自身を投影したミステリ作家・三馬太郎を中村が演じている。
中村は太郎を演じるにあたって、小説家としての役割を大切にしていると語った。彼は太郎がいろんなことに巻き込まれながらも自分から進んで関わっていく姿勢を持っており、小説家としてのアイデンティティを忘れずに演じているという。太郎がどのように動き、判断していくのかが物語の重要な要素であるため、中村はそれを念頭に置いて役に取り組んでいると述べた。
また、このドラマは田舎町を舞台にしており、ロケも多く行われている。中村は遠い場所での撮影や暑さが大変だと語ったが、現場に迷惑をかけないようにオンオフをしっかりと切り替えることが重要だと述べた。
中村は田舎に住んだ経験はないが、田舎町への憧れがあると明かした。彼は東京では自然や生き物に触れる機会が少なかったため、山間の集落に生まれていたらどんな人間になっていたのか興味があると語った。また、将来的には田舎に住んでみたいという思いもあると述べた。
このドラマでは中村と川口春奈が13年ぶりに共演している。中村は川口について、当時は学生だった彼女が初々しさを持っていたが、現在は大人になり存在感が変わったと感じた
中村さんが役作りのためにどのような方法を取り入れているのか、具体的に教えていただけますか?
倫也さんが非常に繊細な演技で表現してくれていると絶賛されています。作品に対する情熱と真剣さを持って臨んでいることが伺えます。
中村さんは、『ハヤブサ消防団』での主演にあたり、役作りに特に力を入れています。自身を投影したミステリ作家・三馬太郎を演じるために、池井戸潤さんから直接インスピレーションを受けることもあるそうです。役への深い理解と共感を持つために、原作者の意図を汲み取ることに努めています。
また、中村さんは同作にちなみ、共演者たちに秘密を抱えているとのことです。具体的な秘密の内容は明かされていませんが、中村さんは役に対する真摯な姿勢を持ち、役作りのために自分なりの方法で演技を追求しているようです。
『ハヤブサ消防団』は山間地に住む小さな集落を舞台にした戦慄のミステリードラマで、視聴者はそこで起こる連続殺人事件の真相に迫られます。中村さんは、その中でもミステリ作家・三馬太郎という重要な役どころを演じており、その繊細な表現力で役を魅力的に演じ切っています。
中村さんの主演によって、『ハヤブサ消防団』はより一層の注目を浴び、視聴者からの評価も高まっています。彼の情熱と真剣さが作品に反映されており、これからの展開にますます期待が膨らんでいます。
中村倫也の役作りと共演者に関する秘密の告白に興味津々!どんなエピソードが明かされるのか、ますます楽しみになってきました。彼の演技力と熱意にはいつも感動させられます。
中村倫也の秘密の告白に興味津々!役作りや共演者とのエピソードが明かされる『ハヤブサ消防団』、ますます楽しみになってきました!