[東京 2日 ロイター] - <10:49> 日経平均は下げ幅拡大、一時100円安 半導体株株が軟調 日経平均はマイナス転換し、下げ幅を拡大している。前営業日比約60円安の2万7 400円台半ばで推移。寄り付き後、一時前日比で100円超高となる場面もみられたが 、その後は値を消し、売りが優勢となっている。指数寄与度の高い半導体株が軟調で、指 数の重しとなっているほか、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが上げ 幅を縮小している。 前日の米国市場では、長期金利が一時4%を超えたことから、ハイテク関連や半導体 株が下落し、日本市場でもその流れを引き継いでいる。個別では、東京エレクトロン<803 5.T>が1.3%安、アドバンテストが0.6%安となっている。 一方、セクター別では非鉄金属、鉄鋼、海運業などがしっかり。市場では、米中の経 済指標の堅調さが確認されたことで、「米国の金融引き締めを受けても世界景気が悪化し ないとの見方が素材セクターや景気敏感セクターの支えとなっているのではないか」(国 内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。 <09:06> 日経平均は3日続伸で寄り付く、指数寄与度の高い銘柄が堅調 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比48円29銭高の2万7564円 82銭と、3日続伸してスタートした。指数寄与度の大きい銘柄の一角がしっかりで、相 場を支えている。一方、前日の米市場でハイテク株比率の高いナスダック総合が 下落した流れを引き継ぎ、半導体関連株は値下がりしている。 個別では、ファーストリテイリングが2.7%高で堅調。ソフトバンクグル ープは小幅安、主力のトヨタ自動車は前日の終値付近で推移している。 東京エレクトロン、アドバンテストは小安い。 <08:20> 寄り前の板状況、菱化工機は買い優勢 三桜工は売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三菱化工機 21% 2,78 2,77 2,78 2,29 0 9 0 6 2 安永 19% 936 936 936 786 3 山形銀行 14% 1,45 1,45 1,45 1,27 1 0 1 3 4 ダイト 13% 2,77 2,77 2,77 2,45 9 9 9 2 5 秋田銀行 11% 2,24 2,24 2,24 2,01 7 6 7 8 6 キューブシステム 5% 1,22 1,22 1,22 1,16 3 2 3 7 7 高千穂交易 5% 2,73 2,72 2,73 2,60 0 9 0 6 8 イーレックス 4% 1,95 1,95 1,95 1,87 6 6 6 7 9 メニコン 4% 2,96 2,95 2,96 2,85 0 9 0 5 10 光通信 4% 20,4 20,4 20,4 19,7 30 30 30 10 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 三櫻工業 -21% 567 567 567 717 2 ネクソン -17% 2,45 2,45 2,45 2,95 0 0 0 0 3 日本航空電子工業 -16% 1,90 1,90 1,90 2,27 1 0 1 6 4 コニシ -5% 1,78 1,78 1,78 1,87 5 5 5 9 5 サクサHLDG -5% 1,50 1,50 1,50 1,58 2 1 2 0 6 北越コーポレーション -4% 782 781 782 817 7 オービックビジネスコンサルタ -4% 4,65 4,65 4,65 4,84 ン 0 0 0 5 8 アイカ工業 -4% 2,99 2,99 2,99 3,12 6 5 6 0 9 大平洋金属 -4% 1,97 1,97 1,97 2,05 1 0 1 0 10 泉州電業 -4% 3,51 3,51 3,51 3,65 0 0 0 0 (