大型で非常に強い台風5号 沖縄は荒天 高波に警戒 来週はじめは熱帯低気圧が影響か(気象予報士 中川 裕美子 2023年07月26日) – 日本気象協会 tenki.jp
大型で非常に強い台風5号 沖縄は荒天 高波に警戒 来週はじめは熱帯低気圧が影響か
2023年07月26日07:36
大型で非常に強い台風5号の影響で、きょう26日(水)の沖縄は雨や風が強く、荒れた天気に。先島諸島は大しけとなっており、高波に警戒が必要です。なお、今後は新たな熱帯低気圧が発生する予想で、沖縄では来週はじめに影響を受ける可能性があります。
沖縄は風雨強く荒れた天気 先島諸島は大しけ
大型で非常に強い台風5号は、きょう26日(水)午前6時現在、バシー海峡にあって、1時間におよそ15キロの速さで西へ進んでいます。あす27日(木)にかけても非常に強い勢力を保ちながら、北西へ進むでしょう。
きょうの沖縄は、台風周辺の湿った空気や、高気圧のへりを回り込む湿った空気の影響を受けます。
断続的に雨が降り、雷を伴って激しい雨の降る所がありそうです。先島諸島を中心に風が強く、横なぐりの雨となる所もあるでしょう。
先島諸島の沿岸の海域ではうねりを伴い大しけとなっています。本島地方でも、きょう昼前からしける見込みです。台風の動きが遅いため、あすにかけて影響が続くでしょう。
あすにかけて高波に警戒を
きょう26日(水)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)は、
沖縄本島地方 4メートル
先島諸島 6メートル
あす27日(木)に予想される波の高さ(いずれもうねりを伴う)は、
沖縄本島地方 4メートル
先島諸島 6メートル
となっています。
また、きょう26日(水)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
先島諸島 17メートル(30メートル)
あす27日(木)に予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
沖縄本島地方 15メートル(25メートル)
先島諸島 18メートル(30メートル)
となっています。
あすにかけてうねりを伴う高波に警戒し、強風に注意してください。
海に近づくのは危険
台風が近づいている時に、絶対にやってはいけないことは、海に近づくことです。海の様子を見に行ったり、サーフィンや釣りを楽しんだりすることは、高波にさらわれる恐れがありますので、とても危険です。
また、台風から離れていても、油断はできません。天気は穏やかなのに、台風から発生した「うねり」が届いて、急に高波が打ち寄せることもあります。波浪警報や波浪注意報が発表されている時には、むやみに海に近づかないでください。
新たな熱帯低気圧発生へ 沖縄へ近づく予想も
沖縄地方での荒天予想による高波への警戒にはどのような対策が必要ですか?
日は沖縄地方で荒天が予想されています。特に海上では高波に警戒が必要です。また、来週はじめには熱帯低気圧が影響を及ぼす可能性があります。
台風5号は非常に強い勢力で進んでおり、沖縄地方への接近が予想されています。沖縄地方では今日26日は強風や大雨が予想されており、荒天になる可能性が高いです。特に海上では高波に警戒が必要で、船舶や海水浴を行う際は注意が必要です。
また、今後の進路については、来週はじめには熱帯低気圧が影響を及ぼす可能性があります。現在の予想では、日本の南方海域を中心に移動するとされています。具体的な進路や影響の程度については、今後の情報に注視する必要があります。
台風や熱帯低気圧の接近に伴い、激しい風や大雨、高波などの影響が予想されます。これにより交通機関や生活に支障が出る可能性がありますので、最新の気象情報に注意して行動するようにしましょう。また、避難勧告や警報が出ている場合には、速やかに適切な行動を取るようにしましょう。
気象予報士の中川裕美子は、「台風や熱帯低気圧による影響は非常に大きく、生活にも甚大な影響を与える可能性があります。自己防災意識を高め、最新の情報に常にアクセスしてください。また、周囲の人々との情報共有や協力も大切です」と呼びかけています。
今回の台風5号の接近は、沖縄の方々にとって大きな注意が必要です。大しけと高波に警戒し、安全を最優先に行動してください。気象情報や適切な対策をしっかりと把握しましょう。皆さんの安全を祈っています。
気象条件が悪化し、台風5号が沖縄に接近しているとの情報は重要です。皆さんは大しけや高波に注意し、安全を確保するために警戒をお願いします。